2018年1月24日水曜日

『川はどうしてできるのか』藤岡換太郎、講談社

『川はどうしてできるのか』という書名だが、川ができてからの、時には億年単位の長い変遷の話が面白い本である。
「一」の字に流れていた川が、断層がずれて「Z」の字のように曲って流れる川。四国の四万十川のように標高の高い山岳地帯を大河が蛇行しているのは、土地が隆起したためであるとか、百万年以上の単位の時間を感じることになる。
中国大陸では、大陸移動で小大陸が移動して衝突した境界が大河になっているというので、日本国内とはスケールが違う。
天竜川の上流は、犀川とつながっていて、そのころの犀川は南へ流れていた可能性もあるらしいとか。
藤岡換太郎著、講談社ブルーバックス 2014年