2018年1月14日日曜日

『鳥の雑学事典』山階鳥類研究所

初版は2004年2月、1年後に第5版なので好評だったのだろう、良い本である。
山階鳥類研究所の著作、日本実業出版社。しかし内容を思い出せなかったので、今回ぱらぱらめくってみた。

梅に鴬というが、鴬の梅の花よりやや時期に来る、しかしどちらも春を告げる花と鳥ということ。梅の花の時期に来るのは目白が多いらしい。
松に鶴、松は乾燥地を好み、鶴は湿地を好むので、取り合せは良くないとのこと。

天神様のうそかえ神事、木彫の鷽を交換して旧年の嘘を祓うものといわれる。鳥のウソ(鷽)は嘘とは関係なく、嘯(うそぶ)くという言葉からきている、嘯くとは口笛を吹くという意味で・・・ こんなことがいろいろ書かれてあるので楽しいわけだ。

うそかえ神事についてはたまたま録画したNHKの「コメディーお江戸でござる」の一編を思い出す。善意のやむにやまれぬ嘘が、古典的な笑いやドラマになるような、それは一つの作劇術にもなるように思う。