2018年1月8日月曜日

『読みなおし日本文学史』高橋睦郎

高橋睦郎の『読みなおし日本文学史―歌の漂泊』(岩波新書 1998) 
自作の「歌語り日本史」なる冊子をまとめたとき、それが終った直後に出た本で、もっと前に出ていたら自作の参考にしたであろう本である。

副題に「歌の漂泊」とある通り、和歌や短詩形の文学を中心に、漂泊というか、さすらう文学に日本文学の特質ないし本流の姿を見てゆくという詩人らしい内容だったと思う。
顕宗天皇と仁賢天皇の兄弟の天皇の時代のことで、当時は印象深く読んだ記憶があるのだが、本が手もとにない。
顕宗天皇の寵愛された老婆、置目の老婆との関係の話だったのだが・・・